自然と暮らす村民たちが、

少しでも化学物質の被害に遭うことなく、

健康で、安定した仕事につけるように

私たちは養蚕を通じ、村の人たちと自然栽培の仕事に取り組んでいます。

森の国と称された自然と共生する国ラオスも近隣諸国の影響が強くなり、各地で農薬や化学肥料などの使用が多々見られるようになりました。北部では多くの健康被害も報告されています。私たちの農場はラオスでもさらに奥地にあり、まだまだ使用は抑えられていますが、それでも除草剤などの散布は見受けられるようになりました。私たちはせっかくの綺麗な大地が化学物質で満たされることに「勿体無い」と感じ、そして何より「危ない!」と感じています。完全自然栽培で作られる養蚕が、少しでも彼らの健康を維持しながら安定した仕事となることを願っています。