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絹産業が身近でなくなり、私たちは絹に触れる機会がとても減りました
絹というものはどれも絹であって、その違いや差にはあまり関心を持たれないかもしれません。
しかし、今回真綿作りを通じて改めて絹も鮮度が大事であると感じました。
このブログでは常々乾繭と生繭の違いを書いてきました。
通常の絹は乾燥させるのですが、その際には蛋白変性が起こり絹は劣化してしまいます。そのため私たちはこれまで生の絹で色々なもの(着物や衣装も)作ってきました。
今回は真綿パック作りに挑戦DSC_1386

繭は生のまま切り繭をして蛹を出してあげます。こうすると真綿作りの溶液の中に蛹の油などもつかずより綺麗な状態で作れます。
さらに今回は前回作った繭と今回の繭で比較(両方とも生の切り繭)
前回といっても然程古くなく冷蔵にて綺麗に保管していたものを使用してみました。
するとフレッシュな方がほぐれやすく、真綿を作りやすかったのです。

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つまり、より低温で短時間で真綿を作れる可能性がたかく、その分セリシンが多く残ったり、淡白変性を最小限に留められるということ。
とれたてを加工をするとより良いのは食べ物も繭も同じかもしれません。
あくまで作ってみた感想で学術的な話ではないですが、今後もよりフレッシュなものづくりを心がけていきたいと思います。