今日は掃き立てということで
伊勢神宮や明治神宮、砥鹿神社などに
奉納される絹を作るお蚕農家さんのところにおじゃましてきました。
掃き立て?
聞きなれない言葉かもしれません。
お蚕さんを卵から孵し
桑の餌をあげる日。
という感じでしょうか。
場所をつくって準備をし
すぐに餌がやれるように
今朝とった桑を早速
小さくしていきます。
小さくしなくても食べるそうですが
なるべく均等に
みんなが餌にありつけやすいように
細かくするんだそうです。
それを均等にお蚕さんの子供の上に
ぱらぱらっと
お蚕さんの子供(=毛蚕(けご))
は実はこの中にすでに2万頭います!?
2万頭?
拡大しますと
(虫が苦手な方は閲覧注意ですが)
この小さな黒い線が
全て毛蚕。
明日朝にはこの黒い毛がすべて
取り払われるそうです。
で、この下の卵のシートから
掃いて
育てるところに移し替える。
それで掃き立てというのだそうです。
アオサギの羽といっていました。
合計4万頭のお蚕さんが
本日掃き立てられました
が、
ここで作られる絹は
ほとんど全て
神社へ奉納されるのだそうです。
今日はそんな貴重な体験をしてきました。
今日から毎日2〜3回餌を与え続けるんだそうです。
丸杉では
家蚕ではなく
今朝のニュースでも
美智子さまが山つけをしたと
話題になった
「天蚕」種を育てて見たく思います。
山つけ体験ツアーは
五月下旬予定。
ご興味ある方はお問い合わせください。
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