ガランガル(タイ名:カー)
基本は根っこ(地下茎)の部分を料理に使います。
トムヤンクンとかのスープに入っている硬い木のようなものがそれ。
なかなか癖の強い味になるので、日本ではあまり使う人を見かけませんね。
が、今回はその地下茎ではなく花の話。
ウォンさん曰く花も美味しいとのことで、花をいただきました。
ガランガルの花の味は?
そのまま生で食べることもできるガランガルの花。
食べてみると、まずフレッシュなウコンを上品にしたような香りが広がります。
そのあと、ピリッとした辛味が舌を刺激。
唐辛子の痛辛い感じとは違い、生姜のようなわさびのような辛さ。
そのままだと日本人には少しきついからさかもしれません。
で、料理方法を聞いたら、この辺りでは蒸して食べるのが一般的らしいです。
早速蒸して見ました。
(一緒に蒸しているのは芋の新芽。たまたま一緒に蒸しただけで組み合わせではありません)
辛味が緩和され、なかなか食べやすい感じになります。
特にカオニャオ(ラオもち米)と一緒に食べるとピリッとした刺激と香りがコメにマッチします。
ガランガルフラワーのペペロンチーノ風
ガランガルフラワーに限らずハーブ系は油との相性がいいようで、ココナッツオイルに花を入れて少し熱したら、結構美味しい油ができました。
なのでこれはペペロンチーノを作ったら美味しいんじゃないか?と挑戦です。
イメージは唐辛子の代わりにガランガルフラワーといった感じ。
材料はガランガルの花、玉ねぎ、ニンニク、そしてコメ麺。あとは塩胡椒、オリーブオイル。
コメ麺なので全然パスタ感は出ませんが、こちらにあるもので挑戦して見ます。
オリーブオイルに火をかけニンニク、ガランガルフラワーの香りを移したら、玉ねぎをしんなりさせて茹でた麺を投入するだけ。
面白いのは油に花の緑が移るってこと。なので麺も白から薄緑になってとっても綺麗。
お味は?というと、
やはり上品な香りと、ピリッとする辛さが特徴的。
かなり上品な味に仕上がります。
麺が麺なのとオリーブオイルがオリーブオイルなので、と言い訳しつつ、
きちんとした材料で上手な人が作ったら、かなり美味しい料理ができるんじゃないかな?
と可能性のある味になりました。
ガランガルは食べれる森にも移植してあるし、今後が楽しみな食材です。
乾燥フラワーでも結構美味しいので、何かアレンジできるといいなぁ。
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