ラオス「命の養蚕」記録ー3令

最近はラオスの生薬や素晴らしい自然の食の記事が多くなりがちですが、私たちの主である命の養蚕は今年に入り3回目。
今日はそんな養蚕の記録の記事。

一週間ほど前に生まれています。
生まれてすぐは毛子(けご)と呼ばれ毛におおわれているのですが、今回は写真を撮り忘れましたので以前のものを借用。

0.5mmのシャーペンの芯といい勝負。
とっても小さいんです。

<それから2日後のお蚕さん>
まだまだ小さいですが、毛はなくなりすでにお蚕さんっぽさがでていますね。
さらにそれから4日後。


<本日23日の様子>
随分と大きくなってきました。
早い子はすでに3令。
桑ももりもり食べ始めます。

日に日に大きくなり、桑を食べる量も一気に増え始めるころ。
朝起きると「え!?」って思うくらい前日より大きくなってます。

桑もいっぱいとってきたなぁと思っても1日で十分なくなります。

・・・といってもまだまだ子供。

今から2週間くらいかけて倍々と桑も必要となってきます。
元気に美しい繭をつくってくれるでしょうか。
しばらくは養蚕に集中したいと思います。

 

というわけで、今から益々忙しくなりそうです

「命の養蚕」とは?

最後に、「命の養蚕」と名付けたのは、お蚕さんだけでなく、私たちや現地の人、土にとっても命を大切にした養蚕をとの想いで名付けました。

私たちの体にいいことをやったら、地球も土も現地の人もハッピーになる
一つの取り組みが多方面でプラスとなり循環できていくといいと思っています。
具体的には、

・繭は生の繭のみを使いシルクの良さを100%伝える
・採卵を行い種をつなげる
・採卵に至らない蛹は頂くことで貴重なたんぱく源とする
・桑園は自然栽培で育て土に害を与えない(無肥料無農薬)
・シルクは口に入れて大丈夫なものだけで製品化する(水に流しても地球に害を与えない)
・人が持っている力を取り戻せる手助けとなる製品を作る
・現地の健全な労働となり薬を使わない土が残る

などといったことを大切にラオスでは養蚕に取り組んでいます。

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