南ラオスでは今から少しの間、ローゼルの季節がやってきたようです。
初めて収穫したんですが、なんとも綺麗な色をしていますね!
現地では葉っぱも食用として使われます。どうやらお茶にはしないようで、酸味出しの食用です。
が、せっかくなので日本に向けて自然栽培のローゼルをお茶にしてみました。
ローゼルとハイビスカス
さて、ローゼルとは?なに?という方もいらっしゃると思います。
ローゼル (Roselle、Hibiscus sabdariffa)は、アオイ科フヨウ属の植物。一年生または多年生の亜灌木(亜低木)。(wiki)
アオイ科と言うことで、実はオクラと同じ科だそうです。中のタネを食べると確かにオクラ感が出ています。
花もハイビスカスというよりオクラの花によく似ていますね。
で、この花の萼と苞を乾燥さると、ハイビスカスティーになります。
でも、あれ??と思いません?
ハイビスカスって言ったらハワイでイメージするようなあんな花。
これがほとんどじゃないでしょうか?
で調べてみると、この花も、同じアオイ科フヨウ族。
しかしハイビスカスティーはこちらから作られるのではなく、先ほどのローゼルの萼(がく)を乾燥させたものをいうんです。
なぜローゼルをハイビスカスティーというかというと、実はローゼルもハイビスカスの一種。
ローゼルは学名ではハイビスカス・サブダリファ(Hibiscus sawbdariffa)といい、ハイビスカスの一種なんです
だいたい皆さんが思い浮かべる沖縄にありそうな花は、ハイビスカス・ロサシネンシス(Hibiscus rosa-sinensis)
ともにハイビスカスなんですね。
ハイビスカスティーの味と効能
ハイビスカスティーを飲んでみると、独特の酸っぱさを感じることでしょう。
ローゼルを代表するのはやはりその酸っぱさの元となるクエン酸。
代謝促進ということで、実際に私が飲むとすぐにトイレに行きたくなるほどです。
ハーブの専門家に聞いたところ、
疲労回復・代謝促進!
と即答でした。そして、あの裸足のアベベもハイビスカスティーを飲みながら走っていたと豆知識までいただきました。
他には、ビタミンCやペクチン、カリウムも豊富らしく、台湾では洛神花として漢方茶のように親しまれているようです。
肌荒れ、咽喉炎、疲れ目、ストレス解消、むくみ、血液の循環をよくするとのことでした。
だいたい5〜6個ほどで1人分。お湯を注いで5〜10分ほど待ちましょう。
写真はお湯を入れ立てですが、待っているとうっすらと赤いお茶ができきます。
飲んでみたら今までの飲んだハイビスカスティより、優しく美味しい味がしました。
ローゼルの季節。現在少しだけ取れたので乾燥中です。
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