ワイルドライスをつくるマコモダケ植えてみました

先日ウォンのお嬢さんが作ってくれたご飯を一緒にいただいていると、美味しい料理がでてきました。
それがこちら。化学調味料も不使用で、全て自然からとられたものだけで作られた自然一杯の味。しばらくパクセにいた私にとっての回復食といえる食事でとっても美味しいんです。

「ナマイ(タケノコ)だね~」
なんて話をすると、
「ボーメンナマイ!(タケノコじゃない)」と返されました。

ちなみにこちらの右の料理がナマイ料理(左の料理は虫してください・・・もとい無視してください)。
これは料理方法が違うので同じ材料に見えないかもしれませんが、全く同じ味付けでナマイを料理することもあり、その時は見た目そっくりなんです。

だから、
「そっかぁ、ラオスは竹の種類が多いから、竹は竹でもまたナマイとは違う竹のことだろうなぁ」
なんて思っていたけれど、どうもそうじゃないらしい。

「クーカオ、クーシャンカイ(稲みたい、レモングラスみたい)」

と私の知ってる単語を並べて説明してくれるんです。
流石に稲やレモングラスみたいと言われると、竹ではないか・・・

と謎に包まれた植物に興味がわいてきました。

そんな話を日本にすると「マコモダケじゃないか?

というアドバイスをいただいたので早速確認。こんな時インターネットは便利です。言葉の壁を突き破り、画像でこれと同じ?と確認できるのです。

(そして恥ずかしながら、この時初めてマコモダケがどんなものか私は知ることとなったのです。)
イルドライスというスーパーフード(スーパーフードってなんやねん!って突っ込みはなしで)がマコモダケの穂なんですね。
そんなマコモダケですが、ラオスの川沿いには一杯なっているそうで、奥さん連中が野山や川沿いから山菜狩りをする食料の一つ。
これいいやん~って思って調べました。
すると湿地帯での生息らしく、農場へは植えれないなぁ・・・・
なんて思ったのですが念のため確認。

するとウォンが
「大丈夫」
というのです。

そうなの!?それは是非植えたいね
と思うより早く口が動きます。

ウォンさん植えたい!

「・・・また出たか。植えたい攻撃。」
分かったとも、植えようとも言わず、ウォンさんはそんな顔して笑っています。

こんな時はしばらくほおっておいて、また何回か言うとドンドンその気になって植えてくれるのが恒例のパターン。
だから
「あそこに植えようよ!」なんて言うだけ言ったら私も一服。

少し後かたずけをして、外にでると・・・
背の高い見慣れぬ植物が植わってるじゃないですか!

バナナの隣にひょっこりと背の高い。
そう
これこそマコモダケ(多分)なのです!

すると笑顔でウォンさん
「植えといた」
は、早い!

いやぁ取りに行くところ一緒に行きたかったのに、目を離したすきに植わってました(笑)
まさかこんなに早くやってくれるとは思わず。
気が向くと仕事のはやいウォンさん流石です。

そして来年にはこの周囲にどんどん増やして全体で太くなるそうです。
うまく根付いてくれるといいのですが、雨と太陽次第といったところでしょうか?

できればワイルドライスなるものも収穫できるようになるといいなぁと思っています。
でもこれはまた来年のお話。

なお、先ほど無視した虫の食事の様子が気になる方はこちら。
youtube #shortsに上げてます。

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