「パイナップルとガランガルを作っている家族がいる。」
そんな話をウォンから聞いたので、早速会いに行ってきました。
森のパイナップルにご対面
農場からバイクで20分ほど。メイン道路から奥に入った村にやってきました。
早速パイナップルを作っている家族に話をして、農場まで案内してもらうことに。
この辺はオンちゃんが地元の顔で話してくれるのでとても助かります。
ところが農場まで道は悪路も悪路。
アドベンチャーとして成立するんじゃないか?
と言うデコボコ道。
ギアを一速に変えて、悪路を慎重に乗り越える。
目に入ったのは5mほどの水たまり!
浅い水たまりであってくれとの願いが聞き入れられ、足が濡れることなくなんとか無事クリア。
ホッと一息ついたところで
シンボリックな高い木が目に入る。
前を走るバイクのエンジン音が止まる。
どうやらやら森の農場についたようだ。
ついたはいいけどパイナップルが見当たらない。
こんなところでパイナップル?
どこにあるんだ?
と思っていたら突然目の前に現れた。
「あ!あった!」
目につかないのも無理はない。
この家族は密植せずに他の植物の間にポツンポツンと植えているんです。
引きで見るとこんな感じ。
少なくとも写真の範囲に他のパイナップルは見当たらない。
この密植しない感じ、自然のままの大地で作っていている感じがなんとも美味しそう。
だけど私が欲しいのは実ではなく、こっちの方。
「食べれる森」に植えるための房。
お願いすると慣れた手つきでサササっと50房。
一瞬で袋一杯に。
一方ガランガルの方はと言うと、ちょうど綺麗に花が咲いているところ。
ガランガルは地下茎はもちろん、ピリリと辛い花が何か美味しい利用ができるんじゃないかなぁと思っているので、迷わずこちらもいただくことに。
どうやってもらうかと言うと、
ヨイセッっとテコの原理で地中茎をバキバキっとやって
ゴロンって塊を出して
これくらいの大きさに分けて植えるだけ
「何キロ欲しいの?」って聞かれたけど、何キロって言われても分からんし、とりあえず袋いっぱい頂くことになりました。
結局パインとガランガルのふた袋で50kgほど。
ちなみに他にもパパイヤと黒生姜も作っているそうなんですが、来月にならないと分けれるほど育っていないと言うことで、これは来月に持ち越しです。
食べれる森に植樹開始
と言うことで無事に戻ってまいりました。
パイナップルもガランガルも乾季を乗り越えて、毎年植える必要がないと言うのがいいところ。
食べれる森のコンセプトにぴったり!
早速、先日植えた木々の間に4ー5m間隔でパインーガランガルと交互に植えつけて行きます
難しいことは考えない
土も改良しない。
大きくなるまでは若干下草を刈ってあげますが、あとは手入れなしです。
パインもこんな感じ
この方法だと1年〜1年半で実がつくらしいのですが、本当でしょうか?(前回の頭をカットして植えたのは3年はかかるよ〜ってことでした)
あとはまたあの雨を待つばかりです。
激しい雨が連続で続いていたのですが、ここ数日はまたぱったり雨が止んでしまってます。
暴風雨でいいので早くまた雨がやってきて欲しいものです。
ちなみにもちろんもらったのは房だけでなく実の方も。
いつ食べようかなぁ
実るのも食べるのも楽しみです。
農園から皆様にも美味しいパイナップルが届けれるように、自然にお願いしたいと思います。