先日記事にした火傷や傷にとってもよかった繭の綿。
実は今、一つ一つ丁寧に生の繭からシルクでパフを作っています。
繭玉のピーリングを最大限に進化
繭玉ピーリングって聞いたことありますか?
色々な方面で繭のピーリング効果はうたわれています。
セリシンという成分が溶け出し、肌の潤いを守る一方、
フェブロインの細さが毛穴の奥の汚れを取るというやつです。
が、実際に使ってみた人はいかがだったでしょう?
少し硬くて痛いな〜なんて思われた方もいるかもしれません。
それもそのはず、繭は中の蛹を守るためとってもつよい結着であの球体を作り出しているんです。
指で叩くとコンコンと音がするくらい硬いです。
ぬるま湯にひたすと少しづつほぐれてきますが、いくら柔らかくなったとしても綿のようにはなりません。
なので肌に設置する面積も少なく、肌が痛いって感じたりする人もいます。
繭糸一本一本の細さを実感するにはなかなか至らないかもしれません。
肌が確かに作られるほど人との相性のいいシルクですが、痛くなってしまっては元も子もありません。
繭の細さを最大限に活かす
そこで、相当試行錯誤を繰り返しいよいよできたがこのパフなんです。
繭が吐き出した糸の細さを最大限に活かすため一本一本手で毛羽立たせています。
そうすることで肌にとっても優しく、ぴったりフィットしてくれます。
10μm(0.01mm)とも言われる繭の細さが、今度こそしっかり毛穴の奥にたどり着いてくれます。
ちなみに10μmというと平均的な女性の髪の毛の細さの1/4〜1/8程度。
毛穴の細さが0.02mm〜0.55mmと言われているので、なんと最も細い毛穴の約半分の細さなんです。
(※みなさんが想像する絹糸は実はこのとっても細い糸を7本ほど一緒にし、生地を織る際にはさらにそれを数本束ねたものが1本になります。なのでお蚕さんが吐き出した本当の1本をみることはほとんどないことでしょう)
写真はお蚕さんが吐き出した一本の繭糸。
実は2重構造担っていて、中はもっと細い超極細繊維フェブロインという繊維の塊。
0.001mm程度と言われているので毛穴のさらに20分の1という細さ!!
繭糸が一本になると毛穴に入って汚れを掻き出してくれるイメージができたでしょうか?
実際に朝このぱふで磨いてみると、ちょっと他の人には見せれません。
お肌のたまった汚れが見事繭パフについているのがわかりますよ。
でも繭玉ってちょっと匂いが苦手なんですよね〜
という方もご心配なく。
はっきり言って無臭です。というよりむしろほのかにいい香りがします。
その秘密は、実は製造工程でレモングラスの蒸留水をふんだんに使っているからなんです。
この辺り詳しくはまた明日のブログにて公開します。
このシルクパフ。気になった方は、近日中に予約販売も考えておりますのでご期待くださいませ。
生産量がわずかなので初回は超数量限定品になると思われます。
こまめにチェックしてもらえると嬉しいです。
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