先日に続き、シルクフラワーパフの特徴を
繭ピーリングというと、中には独特の匂いが苦手という方もいらっしゃいます。
私も生の繭でもお湯で溶かしていると独特の匂いを感じます。
なぜ繭は独特の匂いがするのでしょう?
繭の匂いの理由
一つは蛹の匂い。
通常繭は蛹が出る前に熱風乾燥させてしまうので、繭に蛹の匂いがついてしまうんです。
これが苦手という人はとっても多いと思います。
私ももちろん苦手です。(ちなみに私たちの繭は熱風乾燥させず生のままの繭を使用していますので蛹の匂いは全然しません)
もう一つはタンパクが溶ける匂い
私たちのように熱風乾燥させず、生の切繭を使ったとしても蛹ほどじゃないにしても独特の匂いがすることがあります。
それは繭を溶かした時に出るタンパクの匂い。
繭玉のピーリングパフはお湯にしばらくつけて、セリシンという成分を溶かして使用します。
このセリシンが溶け出した匂いがおそらくそのタンパクの匂い。
シルクフラワーパフはこの独特の香りがしない!
手前味噌ですみません。
実は今回作っているシルクフラワーパフはこの独特の香りが一切しないんです!
その理由は・・・・
「レモングラスの蒸留水をふんだんに使用して作っているから!」
なんです。
(写真は自分の肌でレモングラス蒸留水の使用感を試してみるようにスプレーボトルに入れてみたものです)
製造の過程でほんの少しだけ溶解させて作られるこのパフ。
その溶解の際に使われる水は全てこのレモングラスの蒸留水を使用するよう徹底しています。
もちろんそのレモングラスは農場の無農薬・無肥料で育てた自然栽培のレモングラス。
元々は製造にあたり、綺麗な水を使用したいという思いから、蒸留水を作ってみたのが始まり。
せっかくならと農場のレモングラスを用いて蒸留水を作ってみたらこれが見事にハマりました。
嫌な匂いがしないどころか、かすかにかおるレモングラスの香りが癒してくれます。
(香りがさほどしなくても、レモングラスの成分はしっかり繭がキャッチしています)
ひょっとしたらストレス解消や集中力アップなんてレモングラスの効果を感じれるかもしれませんね。
しかもあらかじめこちらで一次溶解をさせてあるので、使用時に簡単に使用できるというまさに三方良しな製品なんです。
レモングラスの効果効能
せっかくなのでレモングラスってどんなことにいいの?というお話。
現地の人の使用方法は?
現地の人もレモングラスをよく使います。主な使用はやっぱり料理。タイ料理ですとトムヤムクンとかに使いますよね。
それと似ていて、スープにレモングラスはよく使われます。ガランガルと組み合わせたりしていますね。
消化促進や疲労回復があるとのことです。静菌作用もあるのでしょうか?よく肉と一緒にも食べています。
日本人だとトムヤムクンに入っているレモングラスは食べないことが多いでしょうが、こちらは全て食べていますね。
出産後の疲労回復に
食べる以外だとレモングラスの煙を浴びるという習慣があるようです。
特に出産して体力がない時には、ベットの下でレモングラスをたいてその煙を浴びるんだそうです。
頭がフラフラするな〜って時もタオルを頭からかぶって、中でレモングラスの煙を吸うんだとか。
疲労回復にはレモングラスの香りがする煙がいいみたいです。
精油成分は幅広い効果
精油成分は特に非常に幅広い効果で知られていますね。
ストレス解消に認知症予防、消臭・感染症予防(抗菌・抗カビ・抗ウィルス)、炎症を抑えたり、冷え性を緩和したり、血管拡張なんてのも報告されているそうです。
本当に幅広い効果が報告されているんですね。
そんなレモングラスの蒸留水をふんだんに使った今回のシルクフラワーパフ。
現在一生懸命一つ一つ手で作っています。
予約販売のみの扱いになるかと思いますが、日本の皆様に届けれるよう準備していますので今しばらくお待ちくださいませ。
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