生繰り絣の手織り帯 展示中

まだまだ展示中の丸杉です。
今日は、今丸杉で人気の生繰りの絣を紹介します。
帰国後仕立てに回っていましたが色々と出揃いました。
本日は東京からのお客様も見えましたが
「どれもいいなぁ」
と言っていただきました。
先日大阪でも好評いただきましたが、
関東のお客様にも満足していただいたようです。
派手な色使いですが、いやらしい色味になりません。
何故なのでしょう?

生繰りの糸を使っている
(生繰りの糸は日本では99%以下と言われています)
こともあるのでしょうが、
色をマキで染めることも一つ発色に関係しているかもしれません。
作り手のお父さんもそう力説していましたし。

ちなみに糸は、ラオスの繭を手で生繰りしてます。
ラオスの繭?
以前も書いたかもしれませんが、
実はタイシルクの元はラオスの繭だったそうです。
ここパクトンチャイはタイシルクの一大産地ですが
そんなシルクも元はラオスのシルクだったそうです
それが均一に糸を引くようになって今のタイシルクになったそうですが、
これはラオスの糸。
少し原始の力強さを感じます。
それを手織して出来上がる帯

織るのもゆっくり手織です。
ふんわりとした風合いと力強さが人気の帯と着物。
まだまだ展示中です。

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