白緑繭の手織バティック

今日は節分。
みなさま豆は撒かれたでしょうか?
恵方巻きは食べられましたでしょうか?
そんな節分ですが引き続きバティックを展示しています。
今日はそんなバティックの中でもちょっと特殊なバティックを紹介します。
それがこのバティック
日本では聞き馴染みない地域だと思いますが
ガルッという地域のバティック。
バティックにはそれぞれ地域の特色があるのはご承知かと思いますが、
ではこの地域の特色はなんなのでしょう?
この地域、バティックの特色はチレボンの柄をもう少し大胆にしたようなイメージを受けました。
バティックも産地として現地のバティック本には紹介されていますが、チレボン・プカロンガン・ソロ・ジョグジャなどに比べれば比較的現地でもそれほど名前が通ってはいません。
バティックとしての地域の特色はそんなところですが、
この工房は違うところに特色が。
その秘密は実は糸にあります。
この地域は知る人ぞ知る手織の産地。
しかもこの工房
ただの手織ではなく、
なんと
養蚕もしています。
自家製(?)の糸で手織している
インドネシアではほとんど見かけない特殊な産地なのです。
生のまま手で繰られたその糸は
ほんのりうっすら緑色をしています。
そのままでとっても綺麗
そんな糸で織られたジャガード生地に
手書きバティックを施したのがこの工房の特別なバティックなのです。
柄も特殊で面白く新しいバティックの登場です。
他の人が見たことのない、素材感ある新しいバティックをお探しの方にぴったり。
現在帯を製作中。
完成が楽しみです。

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