以前農場で見つけたパッションフラワー
その際も少し調べた内容を記載しましたが、今回ラオスの先生に偶然お会いして、その内容を知ることができました。
彼は日本で学び博士号まで取得。そのまま日本の大学で教えていたこともあり日本語が非常に堪能。
自身で英語・日本語・ラオス語で有効成分を分析したサイトも公開しています。
https://www.elabtube.org/パッションフラワー/
彼によると中南米が原産で、先住民族の間でも落ち着きの緩和剤として長く用いられていたそう。とはいえパッションフラワーといっても非常に多種多様なものがあり、それぞれ有効成分の量も違っているんだそうです。
農場で見つけたパッションフラワーの有効成分はどんなものなんでしょう?次回収穫ができる際には一度試してみたいものです。
鎮静剤としてのパッションフラワー
さて、その先生は生薬の研究というよりは、有機合成化学が得意分野。なのでラオスに数多ある生薬の中からまだ見つかっていない有効成分などの調査もしているようです。(非公開ですが多くのラオス生薬の調査資料を持ってました。ラオス語なので読めませんでしたが・・・)
パッションフラワーのそれは、アルカノイド及びフラボノイドに関連するらしいです。
パッションフラワーの鎮静作用は優しく、中毒性がないので、子供や高齢者まで安心して使用できるとのこと。
中毒性をもち、うつ病などの発症を手助けする可能性がある通常の鎮静剤とは対照的ですね。
月経前症候群や更年期障害の緩和にもいいとのことでした。
ストレスの多い現代。
パッションフラワーのハーブティーなんかは心をリラックスしてくれる自然素材の一つにいいかもしれません。
しばらく首都のビエンチャンで展示をしていて農場日記が一休みしていますが、都会には都会の良さがあり、いい出会いをいただいております。
また南ラオスの農場がラオスの中でもいかに世間との繋がりがないところか改めて実感しております。
そんな繋がりやしがらみのない世界で、自然と一緒になってリラックスしたい方は是非農場にお越しください。
コメントを投稿するにはログインしてください。