行ってきました。
福知山。
今回新城では桑の関係もあり残念ながら
秋繭を育てることができなくなりました。
そこで、秋繭の飼育方法など学ぶ場を探した結果
福知山に養蚕農家があると伺いました。
そこで早速問い合わせ
今秋も養蚕するとのことで
たどり着いたのが福知山。
右手に桑の木が見えます。
非常に背が高くなっていますが
後で聞いたところ
これは実を取るための桑だそうで
品種も違うそう。
桑の木はもっと遠くで栽培しているんだとか。
ここは幹線道路に面していて
排気ガスも気になるし・・・
それはそうだと納得
早速お話を伺うことに・・・
なったのですが
養蚕農家が減少の一途をたどる中で、
福知山もここ1軒になってしまったそう。
しかも鹿にやられ
今年は桑が
ほぼ全滅。。。
川辺の桑もそろそろ
水がついたらしく、
桑がダメになり始めたんだそう。
それでも
糸を欲しがっている人もいるし
なんとか秋繭は5g
約1万頭
だけは育てることにしたとのことでした。
桑もなんとか
若いところをかき集めての作業。
29日に掃きたてた蚕は
二令にまで育っていました。
しかし
桑の状況もあり
ご自身がご高齢ということもあり
来年はできないかも・・・
とのことでした。
この秋も一部桑は他所から
買って育てるとのこと。
三令からは
こちらに移すとのことでしたが
それほど広くは必要ないとのこと。
だけどやっぱり
養蚕中は
元気になると言っていました。
長年(約70年!!)の養蚕の中で
生活に染み付いたリズム
蚕との繋がりは
人生そのものなのかもしれません。
そんなことから
今後も少しだけでも養蚕してもらいたいものですが
桑がない現状も
どうすることもできないそうで。
分かってはいたけど
国内での養蚕の厳しさを
改めて
実感した1日となりました。
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