ラオスの自然養蚕で育てた繭。
特殊な技法を使い、絹の力を最大限発揮してくれるパフを作って見ました。
早速、自分の顔で試してみると・・・
なんとびっくり!!!
たったそれだけでお肌が滑らかに、サラサラとした感じを受けます。
それでいて少ししっとりした感じ。
実は、以前からシルクには適度に古い角質を取り除くピーリング効果があることは知られていたのですが、これはまた格別。
今日はその特徴の一つである糸の細さについてお話します。
シルクの細さはどれくらい?
みなさんが想像しているシルクの糸(生糸)はどれくらいの細さでしょうか?でも実はそのシルクの糸は数本の糸を合わせたものなんです。
本当のお蚕さんが出した一本の糸の細さはその数分〜数十分の1
なので今回はその合わせる前の糸の細さを見て見ましょう。
繭が吐き出した本当の一本の糸の細さは
2デニール/本 前後と言われています
デニールで言われてもわからないですよね。
おおよそ、10μm〜20μm(マイクロメートル)
まだ想像がつきませんね。みなさん知っている単位ですと0.01〜0.02ミリメートルとなります。
まだ想像できませんか?
日本人女性の髪の太さは平均で0.08mmと言われているので、その1/4〜1/8ほどの細さなのです!
(生糸のシルクはこれを何本か合わせて21デニールとか27デニールとかにしたものですので、本当のシルクの細さはイメージしにくいかもしれません。)
実はそれだけではありません。
この一本には数百本のフェブリル繊維が集まっているため、1本の繊維は1μm〜0.1μmと言われています。
毛穴の太さはどれくらい?
さて、繭糸(あえて絹糸と書かず繭糸と書いたのは、前述の通り普通の絹糸だと区別するためです)の細さがわかったところで気になるのが毛穴の太さ。
実際に自分の肌がスベスベになったものだから、繭糸が毛穴に入って綺麗にしてくれたんじゃないか?なんて想像したのです。
そして調べて見たら、毛穴は直径0.02mm〜0.55mmだというじゃないですか!
小さいところでも繭糸と同じかその倍程度の大きさがあります。
細い繭糸が見事毛穴に入り込みそこの汚れを取ってくれているんだと納得。
先日の傷が塞がったことといい、今回の肌がサラサラになる件といい、繭には私たちを元気に綺麗にしてくれる力があるようです。
なお、このシルクパフは現在製造中ですので日本には今しばらく先でのお届けとなります。少量生産のため数量限定での販売となります。
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