非加熱シルク実験1

シルクは必ずどこかで加熱されます。
それは生繰りシルクといっても同じこと。
温度や程度の差はあっても
加熱することで
セリシンを溶かして
糸をひきやすくします。
しかし今回は
ほとんど知られていない
非加熱でのシルク作成を
実験してみました。
その詳細な内容は
非公開とさせていただきますが、
通常糸と糸が綿密にくっ付いているところを
溶かしてしまう手法。
すると
このように加熱せずに
一本の細い糸が引けます。
とっても
繭が柔らかくなり
簡単に
手で
ずるずるずるっと
引けます。
写真はどれくらい
柔らかくなったかの実験。
繭の形状が
簡単になくなるほど
柔らかくなっていました。
まるで和紙のよう。
糸ではないけれど
セリシン100%の
真綿(?)
のようなもの(?)
が出来上がりました。
少し湿らせて
肌をこすると
とっても気持ちいいです。
絹には常在菌を増やす作用が確認されているし
本当にいいかも?
とりあえず
また
色々と
弄ってみます。
いいアイデア
あれば是非おしらせください。

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