黄色い繭と白い繭

突然ですが、繭の色と言われてどんな色を思い浮かべますか?
殆どの日本人は「白」と答えると思います。
ですが、東南アジアを回っていると黄色や黄緑の繭を見かけます。
実は昨日、絹の美容を体験し、体験結果を一言で言うと、顔が白く生まれ変わったのです!そんなこともあり以前から疑問に思っていた黄色い繭について調べて今ました。
すると、日本も大正時代には1/4が色のついた繭。
江戸時代には殆どが色のついた繭だったというじゃないですか。
ではなぜ黄色や白になるんでしょう?
簡単に言うとお蚕さんのもと(原種?)
クワコさん
彼は食べた桑の色素を全部絹をつくるところ(絹糸腺)に透過させるのだそう。
で、その中で一部の色素
カロチノイド
を透過させると
黄色や紅色の繭
フラボノイド
を透過させると
黄緑の繭
になるんだそうです。
フラボノイドは紫外線の透過を阻害したり
活性酸素を消去する活性があるんだそう。
ちなみに、色がついているのはあくまでもセリシン部分
糸になると
このようにベージュ色になります。
これは黄緑がかっています。(また違う繭ちゃん)
白い繭はさらに突然変異して、色素が全く通っていない繭なんだそうです。
(東京農工大学農学部蚕研究所 シルク豆辞典より)
なんとなくですが、色がついた繭の方がお肌の効用には良さそうですね。
(特別調べた訳ではなくあくまでなんとなくです)
この辺りもっともっと調べてみる価値ありそうです。
詳しくわかってきたらまたここで掲載してみます。

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