ベトナム北部は多数の少数民族が暮らしています。
中でも観光としてもアクセスしやすいのが、段々畑と少数民族で有名なサパの町。
今回初めてで知ったのですが、ベトナムの観光都市として有名だそうですね。
バスもハノイから多数出ているそうです。ハノイからはバスで約6〜7時間。
街には普通に黒モン族が商売にやってきています。
写真は街の片隅にある黒モン族のお土産通り。
そんな街から坂道を歩いて15分ほどで行けるところに、黒モン族の村があります。
まぁ、観光都市ですので、観光的な少数民族の暮らし方で、コアな部分は見れないのが残念ですが、せっかくなので行ってきました。
黒モン族といえば藍染ですよね。
家の裏にはやはり藍が発酵していました。
焙煎は墨だそうです。
この藍で先ほどの写真のお母さんのきているような衣装を作っています。
が、実際ここで作っている風景は見えず、藍の植物も見当たらなかったので、時々作る程度なのかもしれません。
そんなお勝手場の風景。
薪で火をたいて、ご飯を作るのですが、その上には肉の燻製。
そしてさらに上には
大量の米ととうもろこし。
虫がつかないように、燻して保存するのだとか。
なるほど薪での炊飯を毎日するからこその知恵ですね。
南ラオスの農場も米の保存に困っているので、一ついい参考になりました。
観光化しているとはいえ、まだまだ知恵は残されていそうです。
ちなみにサパの街はフランス統治時代にフランスによって作られた観光リゾートなだけあって、街並みはどこかヨーロッパの風景を感じさせます。
そこに中国やベトナム、山岳民族が混ざり街全体がテーマパークのよう
街の入り口の風景
※先日も記載しましたが、こちらに行ったのは今ほど騒動が顕著でない時期で、現在はベトナムも非常に厳格な体制でコロナ対策に挑んでいます。宿泊施設の利用ができないなどの報告もありますので、騒動が落ち着くまでは行かれない方がいいかもしれません。
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