ということで、
こんな綺麗でふんわりとした
優しいシルクがどのように
作られるかNittayaさんにお願いして
村について行きました。
そういえば
この優しい感じ
Nittayaさんらしいです。
チェンマイからはるばる車で4時間。
たどり着いた村で早速
エリ蚕をチェックします。
これがエリ蚕の繭。
卵交配用に現在中で蛹がすくすく育っているんだそうです。
持ってみると
糸になった時の柔らかさと違い
やはりそこは野生の蚕らしく
ゴワっとした硬さを感じるくらい。
真綿の状態をチェックするNittayaさん
この真綿は
繭を湯とアルカリ?で溶かしたものを
手で一つ一つ伸ばします。
(動画があるのですがアップできず、
ご興味の方は連絡ください・・・)
それをこの
Nittayaさん特製の機械で
(腰を痛めないよう考えたそうです)
ぐるぐるぐるぐる
と紡いで行きます。
実はエリ蚕は比較的
養蚕しやすい種類なのだそうですが
この糸にする工程がなかなか難しい。
ほとんどNittayaさんが絡んだ村でしか
作れていないそうです。
できた繭の品質チェック。
やはりでたらめに作る村の繭はできがいまいち。
清潔な環境で作る村の繭は
できがいいみたい。
整理整頓・綺麗な環境作りは
どこでも大事ですね。
と自分にも言い聞かせながら・・・
大学にもお邪魔しました。
色の管理
(すべて草木染めなんです)
彼女の指導でできたスペシャルな織物。
この組織。
どうなっているんだ?
タイで初めてみるクオリティの高い織物組織でした
こちら帯にと
お店でご覧なれます。
など色々と見せていただきました。
これいいねと思った
ショーケースの中の織物は
鍵を無くしてしまって
二度と開かないそう・・・・
そしてさらに別の村にも
足を運ぶことに。
ここは比較的近くチェンマイから
約2時間
カレン族の村。
イザリ機でエリ蚕を織っています。
この村は道具の管理から
何から
とても綺麗。
清潔感漂う空間で
物作りがされています。
だから
ここの製品はクオリティが高い。
実は、
オーダーをチェックする左の彼女は
日本で洋裁などを学んでいたこともあり
少しだけ日本語も話せます。
彼女をリーダーとして管理し始めて
かなりクオリティーが上がったそうです。
この織物も
この村の作品。
なんだかとても素敵なので
エリ蚕の帯を注文してしまいました。
12月にはできるそうです。
どんな風に出来上がるか楽しみですね。
と駆け足でNittayaさんと巡った
エリ蚕の旅。
3村を尋ね
エリ蚕の養蚕の手法だけでなく
その織物の雰囲気や
糸質
様々な問題も確認できた
いい旅となりました。
また12月に来れればと思います。
Nittayaさんの活動の結晶の一部は
10月20日〜22日の
安城店舗オープンに合わせ
ご覧いただけます。
是非お楽しみに。
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