<自給自足的生活>陸稲と黒米とバジルときゅうり

今日は久しぶりに気軽な農園の様子を。

ラオスは4〜6月にかけて種を植える季節

私たちの食の基本は何と言っても
自給自足的生活にはやっぱり米つくりは欠かせませんよね。

そんなわけで今年も田(?)植えやってます。
食べる森の試験場の木と木の間。
植物と植物の間に陸稲を植えていきます。

5月25日 田植え開始

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植えるのはラオス伝統の陸稲
水稲に比べてモミがしっかりしている印象で、一回り大きい感じです。
この陸稲の玄米が本当に美味しいんですよ

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で、植え方は簡単。
木の棒でサクサク穴を開けたら、その穴に10〜20粒ほど稲を入れていきます。そしてまた土を被せたら終了
パパイヤとパイナップルの間にも。

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こんな感じ。
前回は竹で指していましたが、今回は近くにあった木の棒を拾ってきて先端を尖らせたものを使用。
ポイントはある程度重い棒を用意することらしいです。
そうすると自重で力を入れなくてもいい感じの深さの穴を作ってくれます。
お家で育てられる方はご参考まで笑

簡単だけれど、なかなか体力のいる仕事です。

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植える場所にはバジルがあってもお構いなし。
この下の葉っぱがラオバジルの芽。そして上の方にはしっかりと米を入れています。
ちなみにバジルは昨年移植したバジルの種が自然に溢れた溢れ種のバジル。今年は植えていません。
ラオバジルは香りが高く、肉料理に相性ぴったり。
私のオススメは肉料理ではなく昆虫料理との相性ですけどね。昆虫を炒めるときにラオバジルを入れると見事に昆虫の油臭さが消えます。

バジルシードは水につけておくとスーパーフードとして食べれますし万能ハーブですね。

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この左の植物はガランガル(カー)
トムヤムクンに入っている固い木の棒のようなやつは、こいつの地下茎です。
その根本にも穴開けてますね。
ここにも御構い無しで植えていきます。

土を被せれば終わりなのですが、難点が一つ。
それは鶏が土を返して食べてしまうこと。
なので鶏には数日はちょっと外出を控えてもらいました。
突然発表されたロックダウンに鶏たちからはブーイング。

コケコッコー

5月29日、30日の様子

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それから4日後、早くも芽が出てきました。
翌日30日にはもっといろんなところから

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ジャジャンと出てきました。
これで外出を辛抱していた鶏たちも安心して外に出られます。
宣言から4日後、早くも鶏ロックダウン終了で、元気に走り回る姿が見られました。

黒米にも挑戦

今回は黒米も育ててみました。
この黒米ももちろん陸稲の黒米

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で、この稲の中に違うのが混ざっているのがわかるでしょうか?
少しツルッとしたもの。
これなんだかわかりますか?

実はこれ、きゅうりの種なんです。
これを一緒に植えるそう。初めて聞きました。米ときゅうりのコンパニオンプランツ

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ちなみにこれが籾をとった黒米の玄米。その名にたがわず黒いですね〜
こちらでは黒米はカオトムという米の蒸したおかし作りによく使われていますが、最近は育てる人も少なくなってきたそう。
なぜ?って?
キャッサバの方が儲かるからみんなキャッサバ畑に変わってるんです

6月15日の様子

そして6月15日
どんどん大きくなってきました。
いやぁ今年は本当に天候に恵まれています
植えた日から3日間十分な雨が降り、そして晴れ間が続き、また雨が降るといういいパターン。

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パイナップルも元気に育っていますが、その隣でぐんぐんと大きくなる陸稲。ここまでくればひと安心でしょうか。最近は曇りが多く太陽の光が少ないのが心配ですが、きっと大丈夫でしょう。

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ここなんかは面白い。
バジルにパイナップルに黒生姜にレモングラスにカシューナッツ
入り乱れていますね。
これらがどのように育つのか少し楽しみであります。

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レモングラスは本当に元気でもっさりしてきましたね〜
お茶もいいですが、これの地表近くの硬い部分をニンニクや唐辛子と一緒に叩き潰して、肉に絡めると美味しい調味料の出来上がりです。

黒米ときゅうりの様子

さて、あのコンパニオンプランツ(?)はどうなったでしょう?
あんな適当に混ぜていいものなのでしょうか?

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でこれが今日の様子。
見事にランダムにいい感じの間を開けて黒米とともにきゅうりも芽を出しています。
さすが昔からの知恵ですね。

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きゅうりが育ちやすいように、頃合いを見つけて、竹かその辺の木の枝を指すんだそう。
米を植えるついでにきゅうりまで確保できるこの手法。
ウォンさんお見事です。

さて、今回の田植え、稲穂を垂れるのは10月の頭くらいでしょうか?
今から日々成長を見るのが楽しみです。

続報は追って紹介していく予定ですのでお楽しみに。

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